ヘルメット収集家のナカモトです!今回はBELLのオフロードヘルメットMOTO3の復刻版をレビューします!

この記事の目次
BELL MOTO3とは?

私、ナカモトは昔からビンテージオフロードバイクが大好きでして、最初に購入したマニュアルバイクは、カワサキの250TRだし、その後購入した大型バイクもトライアンフのスクランブラーという生粋のオフロードおじさんでした。

そのためヘルメットもバイクに合わせるため、ビンテージオフロードテイストな物ばかりになってきまして。
最初に購入したフルフェイスヘルメットが「ダムトラックス」というメーカーのブラスターという商品でした。いやぁ、ダムトラックス懐かしいですね…!

次に購入したヘルメットがシンプソンのM50という商品でした。

このようにビンテージモトクロスヘルメットをいくつか購入してきた僕ですが、バイクに乗り始めた頃からずっと欲しかったヘルメットはこれでした。

そう!元祖オフロードヘルメットとも言えるBELL MOTO3です!
オリジナルのMOTO3は、1975年ぐらいに史上初のオフロード用フルフェイスヘルメットとして開発され売られていたらしいです。
250TRを購入した頃から、ずーっと欲しかった僕が、なぜこのヘルメットをなぜ買わなかったと言いますと…。
値段がクソ高いのだ!
ヤフオクだと10万円以上で取引されておりまして。なにせ30年以上昔のヘルメットなので、やたら値段が高くて手が出せずにいたのです。
そして欲しいと思いつつも、購入には至らずに過ごしていたある日…
え!?MOTO3の復刻版が発売されるだと!!!???
なんとBELLが、MOTO3の復刻版を販売する事を発表したのです!
感動した僕は、早速MOTO3貯金を開始しついに購入したのです!
レトロ・クラシカル・ビンテージで最強にカッチョイイデザイン!

ついに商品が届いたので開封!今回、僕が購入したのはもちろんクラシックレッド!
おおおおおお!!超絶カッチョイイ!
これですよ!俺の求めていたビンテージモトクロスヘルメットは!

今回、帽体小さめにあこがれてMサイズを購入したのですが、ヘルメット本体はかなり小ぶりで見た目はスマートな印象です。
バイザーも5つの金具で留めてあり頑丈に止めてあるので外れる心配も無さそうです!

ちなみに内装はタオルみたいな生地で触り心地良かったです。
パッドが取り外し可能ですので、洗濯も楽ちんそうで使い勝手も良さそうですね。

重量はかなり軽量!視界も広いビンテージフルフェイス!

さて!それでは早速被って走行してみます!うおおお!!!超軽量!めっちゃ軽いです!



数年前に購入したBULLITTもそうでしたが、本家BELL製のヘルメットは日本メーカーのショウエイ&アライ並にヘルメットの重量が軽いです!
これなら長時間乗っても首が疲れ無さそうです!モトクロス用ヘルメットなので視界も超広く、運転がしやすそう!これは素晴らしい!
有名ブランド「100%」ゴーグルを付けるとピッタリの設計になっております!


BELL MOTO3 サイズが…かなり小さい!?

めっちゃカッチョ良いじゃん〜!完璧じゃん〜!と思われたMOTO3ですが、僕にとっては大きな問題が…!
Mサイズだと、めちゃキツイ!!!

これは正直失敗でした…。被れないことも無いのですが、普段Mサイズの日本製ヘルメットを被って「少しキツく感じるかな?」レベルの僕だと、こちらのMOTO3のMサイズは、めちゃくちゃキツい印象でした!
特にこめかみ付近の圧迫感が半端なく、長時間走っていると頭痛がしそうなレベルでした…!
なので試着できない環境で購入を検討している方は、普段使用している日本製ヘルメットより、ワンサイズ大きめをオススメします!
※一応ネットで調べてみると普段Mサイズの人でも大丈夫!という声もチラホラ見たので、これは頭の形の個人差があるのだと思います…。
帽体の大きさがMサイズとLサイズで違うのです!

BELLのBULLITTを購入した際はLサイズを購入したのに、今回なぜMサイズを購入したのかというと理由がありまして、BULLITTはMサイズとLサイズの帽体のサイズが同じなのですが、MOTO3はMサイズとLサイズで帽体のサイズが異なるのです。
帽体が小さい方がカッコイイじゃないか!
つまりLサイズだと少し大きめのサイズになってしまうので、あえてMサイズを買ってみたのです。
色々と迷ったあげく、最終的に僕は結局ワンサイズ大きいLサイズに交換してもらいました。
BELL ブリットのレビューはこちら!
BELL MOTO3を実際に被ってバイクで走ってみた!

今回はトライアンフの水冷モデルである、「ボンネビルT120」「ボンネビルT100」「スラクストンR」を、トライアンフ柏さんにて乗らせて頂き、写真撮影をしてきました!
クラシックタイプのバイクに合いますね!


スクランブラーだと完璧ですね!

バイザーを外すとカフェレーサーにも合いますね!


フルフェイスなので走行中も安心!

当たり前ですが、フルフェイスヘルメットなのでジェットヘルメットと比べると安心感が違います!
なので、近所はジェットヘルメットを使用することが多いのですが、ツーリング等の長距離走行の際は、MOTO3を選ぶことが多いです。

とくに夏場はシールド付きのフルフェイスだと暑くて辛い時もありますので、MOTO3は涼しくて快適なのでオススメですね。
ゴーグルも良いけど、サングラスで走ると開放感抜群です!

SIMPSON M50と比較!

最後に、同じビンテージモトクロスヘルメットの復刻版であるシンプソンのM50と比較してみました!
シンプソンM50のデザイン
見た目のデザインに関しては、どちらが勝ちとか優越は僕には決めれないので、使い勝手やプロダクトデザイン的な比較をしてみます。
まず、MOTO3にはあご紐を止めるホックが付いているのですが、SIMPSON M50には付いておりません。なのでバタついたりしなくて地味に便利です。

次に、SIMPSON M50は内装を外すことが出来ないため洗う時が面倒なのですが、MOTO3はパッドを取り外す事が出来るのです。

ちなみにヘルメット自体の大きさは、シンプソンM50とあまり変わんない印象です。


まとめるとBELL MOTO3の方がユーザーに優しく設計されてあるかなと感じました。
シンプソンM50の重量

重量はBELL MOTO3の圧勝です!圧倒的な軽さでSHOEIに匹敵するレベルでした!
SIMPSON M50も重いって印象は全く無いのですが、MOTO3には敵わないかなと思いました。
シンプソンM50の被り心地
被り心地は、シンプソンM50がぶっちぎりで圧勝でした。
これはアジアンフィットで設計されているからですね。
Mサイズでも僕の頭の形にフィットして快適でしたので、被り心地で選ぶのであればシンプソンM50の方がオススメです。

BELL MOTO3は、LサイズやXLサイズも被ってみた経験あるのですが、やはり欧米人向けの形状なので、シンプソンと比べるとどうしても評価は下がってしまいます。
シンプソンM50の値段

BELL MOTO3は日本で購入すると40,000〜50,000円ぐらいで販売されていることが多いです。
対してSIMPSON M50は…50,160円。気持ちSIMPSONの方が高い気がしますが、ほぼ同じといった印象です。
シンプソンM50との比較まとめ
かなりざっくりですがシンプソンM50と比較してみました。
ちなみに僕が普段使う頻度が多いのはシンプソンM50です!やはりサイズに合ったヘルメットがオススメですね。
BELLの方が自分の頭に合うって方でしたら良いと思いますが、僕みたいなアジア人タイプの頭の形の人は、一応試着してから購入した方が絶対に良いと思いました!
ビンテージオフロードな見た目だが、中身は最先端!

いかがでしたでしょうか?BELL MOTO3はデザインは素晴らしいし超軽量。ユーザーにも親切な設計なので、僕としてはサイズ感さえ間違わなければ、かなりオススメのヘルメットです!
70年代のビンテージヘルメットだと安全面が心配…という方にも是非オススメしたいです。
カラーも豊富なので、自分のバイクの色に合わせたモデルを選べるのも魅力ですね。
BELL MOTO3 レビュー動画
BELL MOTO3 クラシックレッドモデルを動画でレビューしております!写真だけでは伝わらない魅力が伝わってくれれば嬉しいです!是非、観て下さい!
当時物のBELL MOTO3も購入してみた!

復刻版も素晴らしいクオリティだったのですが、やはり当時の製品も使ってみないと語れない!ということでガチの70年代オリジナルMOTO3を購入してみました!
近日中にこちらのレビューも記事にしますのでチャンネルをしておいて下さい!ほいじゃまた!